【高2必見】受験目前の高2におすすめ!高効率な英語参考書3選

いよいよ受験勉強のスタートとなる高校2年生。
冬の時期にもなると志望校が決まり、本格的な受験勉強の計画を立て始める生徒も多いだろう。

 

なかでも英語は、文系・理系に関わらず重要な入試科目であるほか、他の科目の勉強も進めなければならないから、「いかに効率的に勉強できるか」が重要なポイントとなる。

また、定期テストと受験では問題形式や解き方のコツが変わるため、「現時点である程度勉強している」という生徒であっても、「受験英語で点を取るための勉強法」にシフトしていく必要があるのだ。

 

しかし、英語の参考書や問題集は多種多様。「効率的に勉強するためには、どのような参考書を選ぶべきか」と、悩む生徒も多いのではないだろうか。

 

ここでは、高2の冬から始められる、高効率な英語の参考書を厳選して紹介する。「今から本格的に受験対策を始めたい」という生徒に向けて、ぴったりな参考書と勉強法も併せて解説するから、ぜひ参考にしてみてほしい。

 

自分に合った参考書を見つけて、効率よく英語の偏差値アップを狙おう!

高2から行う効果的な英語の勉強とは

高2から受験勉強を本格始動するにあたって、「どこから手を付けるべきか分からない」という疑問があるだろう。

 

参考書を選ぶ前にまず理解してほしいのは、英語の受験勉強と一口に言っても「目指す大学のレベルや、現在の学力によって効果的な参考書・勉強法は異なる」ということだ。

 

たとえば、

■高1や高2の今まで、ある程度定期的に勉強してきている人
■全く勉強していない or 試験前だけ勉強していた人

とでは、高2のスタート時点でやるべき勉強法・参考書の選び方が当然違ってくる。

 

どのように受験勉強をスタートすればよいか、現在の学力と志望校のレベル別にわかりやすく整理すると次のようになる。

 

現在の学力 勉強のスタート地点 どれくらい偏差値アップが必要か
中堅私大レベル

偏差値50前後

難関私大レベル

偏差値約55~60

最難関大レベル

偏差値約60~65以上

偏差値45~50 中学レベルの習得から +3~7 +5~15 +10~20
偏差値55前後 高校の単語・文法の基礎から +0 +3~7 +5~12
偏差値60以上 長文の強化、発展的な演習から +0 +2~7

※大学や学部によって偏差値が異なるため、上記はあくまで目安

 

現時点で英語の偏差値50に満たない生徒は、中学レベルから英語をやり直す必要がある。高2の時点から難関私大(MARCH、関関同立など)やそれ以上を目指すには、偏差値10以上アップしなければならないハードなケースも出てくるだろう。

 

一方、現時点で偏差値が55前後の生徒は、高校レベルの単語や文法などの基礎が完璧ではないことが多い。いきなり過去問題や難しい長文問題に入るのではなく、「基礎からしっかり固める」ことを意識して取り組むことで、偏差値を着実にアップしていけるだろう。

 

すでに偏差値が60以上という生徒は、早慶上智や東大といった最難関大学レベルの受験を視野に入れているはずだ。早慶上智や東大では、出題される英語の長文問題もかなり難易度が高くなってくるほか、大学によって出題傾向の特色が異なりやすい。志望する大学に絞って、重点的にカバーしていくことが重要だ。

 

ということで、ここでは種類の異なる3つの英語の参考書・問題集を紹介していく。

対応している大学のレベルや、対象者となる偏差値なども解説していくから、自分の学力や目的に応じて選んでいこう!

 

1.データベース4500完成英単語・熟語

出典:amazon.co.jp

英語試験で点数を取るためには、基礎力が不可欠だ。

英語でいうところの基礎とは「単語」「文法」が挙げられるが、知っていればいるほど点数獲得を後押ししてくれるのが「単語」だ。

 

本書では、国公立大学や私立大学の入試対策に向けて、最新の入試問題の分析や高校英語の教科書を調査し、主要な「英単語1,725語」と「英熟語348語」を厳選している。大学受験に必要な英単語は約2,000語とされているから、基本単語を習得するには十分のボリュームといえるだろう。

 

なかでも特徴的なのは、英単語が学力レベルやテーマ別に分類して収録されているということ。膨大な英単語の中から優先順位をつけるのは難しいから、「目的や学力に応じて、優先する単語を選べる」ことはありがたい。

 

また、全単語・熟語には例文があり、過去に実際に出題された入試長文・問題も抜粋されているから、単語だけでなく長文読解の練習にも効果的といえる。

 

付属のCDには、単語の意味や例文、発音記号に至るまでの音声も収録。多角的に単語を暗記したい受験生にも最適だろう。

 

対象者 受験対策をこれから始める生徒

中堅~国公立大2次、難関私大を受験する生徒

前提となる学力・偏差値 偏差値45~50
対応している大学レベル 中堅大学(日東駒専など)、難関国公立大・私大(MARCH、関関同立)まで対応

 

■メリット・デメリット

「データベース4500完成英単語・熟語」のメリット

MARCHレベルまでの英単語と熟語を1冊で網羅できる

目指す大学のレベル別に対策がまとめられている

・過去の長文問題を実際に解けるため、長文のトレーニングにもなる

・意味が関連している単語がまとめられているから、覚えやすい

・リスニング用CDが付属されていて、スキマ時間で活用しやすい

 

「データベース4500完成英単語・熟語」のデメリット

単語に対する例文が長めで、分かりにくいという意見もある

・ミニマルフレーズやフラッシュカードで覚えたい人には不向き

 

■データベース4500完成英単語・熟語の勉強法

本書ではレベル1~6に分けて構成されており、各レベルに単語と頻出熟語、長文読解、実践問題が収録されている。CDには単語や例文の音声が収録されているから、冊子とCDの両方を使って多角的に覚えるのがポイントだ。

具体的な勉強法は次のとおり。

①取り組むレベルを選ぶ(入試への足固め、中堅大対策、難関大対策が選択可能)

②1日30語などペースを決めて、単語と熟語を暗記する

③暗記した後に、長文読解と実践問題を解く

④次の30語に進むとき、前に覚えた単語を赤シートでテストする

⑤②~③を繰り返し、スキマ時間にCDを使って反復学習する

単語の暗記で大切なのは「繰り返し何度も復習する」ことだ。

次の単語を覚えるときに前回の単語を復習すると、効率的に定着しやすい。目で見るだけでなく、CDなどを使って「単語に触れる回数を増やす」のがポイントだ。

 

■こんな人におすすめ

・中堅大学や難関大学レベルの単語を1冊で完結したい人

高校レベルの基本的な単語から見直したい人

・例文や長文問題に触れて、効率的に英語力を身に付けたい人

・冊子で単語を見るだけではなかなか暗記できない人

 

■Answerzの評価

 

2.東進 英文法レベル別問題集5

出典:amazon.co.jp

東進 英文法レベル別問題集5は、大学受験に出題される高度な英文法・語法を演習できる一冊。この問題集はレベルに応じて6つのシリーズが展開されているが、レベル5は「上級編」となるため、英文法の力をさらに強化したい生徒に適している。

 

難関大学では、難易度の高い英文法問題が出題されやすく、紛らわしい選択肢や引っ掛け問題も頻出する。「なんとなく理解している」だけでは点数を落としてしまうことも少なくないのだ。

 

文法問題でできるだけ点数を落とさないためには、「なぜその文法になるのか」といった分の構造や意味を的確に捉えて解答する力が求められる。

 

本書では、間違いやすい頻出問題を項目別に厳選していて、文法構造や仕組みを理論的に分かりやすく解説してくれる。幅広い文法問題に触れることで、設問や選択肢から問題の意図を見抜けるようになるだろう。

 

基礎となる文法を習得している必要はあるが、「現在の文法力をさらに磨きたい」「難易度の高い問題に触れたい」という生徒には非常に価値のある一冊といえる。

 

対象者 難関・最難関大学を受験する生徒

TOEIC700点以上、英検準1級を目指す人

前提となる学力・偏差値 偏差値55~60 (基礎文法を理解していることが前提)
対応している大学レベル 有名・難関大学(MARCH、関関同立など)

最難関大学(早慶上智 東大など)まで対応

 

■メリット・デメリット

「東進 英文法レベル別問題集5」のメリット

最難関大学レベルに対応した英文法力を身に付けられる

・紛らわしい問題など、高度な文法問題を中心にトレーニングできる

分かりやすい解説で「なぜそうなるのか」を理解できる

 

「東進 英文法レベル別問題集5」のデメリット

・高度な文法問題のため、基礎の文法知識が無ければ解けない

偏差値55前後の大学では、オーバーワークになることがある

 

■東進レベル別問題集5の勉強法

本書では、ページごとに「文法問題→解答→解説」と順に構成されている。

効率よく勉強するには、以下の手順がオススメだ。

①解答を見ずに問題を解く(1ページずつ。一気に何ページも解かない)

②解答を見て、チェックボックス合っている問題に「〇」をつける

③解説を読み、「なぜその答えになるのか」説明できるまで理解する

④①~③を繰り返し反復学習する。選んだ答えの理由を説明できたものに「◎」をつける

このように、ページずつ順番に「問題と解く→答えを見る」を繰り返すのがポイント。

一気に問題を解いてしまうと、答え合わせをするときに「なぜその答えを選んだのか」忘れてしまうからだ。

問題集を1周したあとも数回は反復して問題に触れ、「◎」が付いていないものを中心に復習すると、効率的にニガテ分野を克服していけるはずだ。

 

■こんな人におすすめ

・高2時点で基礎の文法を習得している人

・最難関大学レベルの文法問題でさらにスキルアップを狙いたい人

・間違いやすい高度な文法問題までしっかり対策したい人

有名大学、難関、最難関大学を受験する人

 

■Answerzの評価

 

3.頻出英文法・語法問題1000

出典:amazon.co.jp

頻出英文法・語法問題1000は、大学受験に出題される英文法・語法問題をまとめて網羅できる問題集だ。四択問題を中心に整序問題といったシンプルな問題が収録されているが、基本的な問題から難易度の高い問題も含まれているので、「これまで学んだ文法知識でどれだけの実力があるか」確かめたい生徒にもぴったりといえる。

 

本書には約1000題の英文法・語法問題が収録されているが、特徴的なのは「問題集」と「解答解説」が別冊でまとめられていること。問題を解くときに、同じページ内のヒントを見てしまったりするのを防げるほか、ページをその都度めくることなく「問題に対する解答」を即座に確認できるので、効率的かつサクサクと進められるのが魅力だ。

 

英文法の基本的な知識は必要にはなるが、解説が別冊だからこそ、「1問1問の知識整理が充実」していることも特徴のひとつ。その単元で覚えおいた方が良い知識もすべてリストアップされているから、問題を解きながら文法知識を自分のものに習得していけるというワケだ。

 

問題数のボリュームは多めなので、英文法の基礎をある程度学んだ段階でスタートするのが効果的だ。

 

対象者 難関大学~最難関大学を受験する生徒

多くの文法問題に触れて実践を積みたい生徒

前提となる学力・偏差値 偏差値50~55前後 (基礎文法をある程度理解できていることが前提)
対応している大学レベル 中堅大学~有名・難関大学(MARCH、関関同立など)

最難関大学(早慶上智 東大など)まで対応

 

■メリット・デメリット

「頻出英文法・語法問題1000」のメリット

・大学入試に出題されるほぼすべての英文法、語法問題が網羅されている

・基礎的な文法問題からレベルの高い問題まで、幅広く触れることができる

問題集と解答解説が別冊だから見やすく、サクサク進められる

・解説が詳しく、文法事項や関連する知識を効率的にインプットできる

 

「頻出英文法・語法問題1000」のデメリット

・基礎的な英文法をある程度理解しておく必要がある

問題量が約1000題と多いため、やり込むには数か月かかる

・発展的な問題が多く含まれてるため、中堅大学レベルを目指す人にはオーバーワークになることがある

 

■頻出英文法・語法問題1000の勉強法

本書では、問題集と解答解説が別紙に切り離しができ、問題は以下の5つのテーマ別に構成されている。

 第1章:動詞とその周辺
 第2章:形容詞・副詞とその周辺
 第3章:名詞とその周辺
 第4章:関係詞・接続詞・前置詞とその周辺
 第5章:その他の重要項目

各章ではそれぞれ細かな見出し(時制・助動詞など)に分けてあるから、細かい区切りで「問題を解く→解答を見る」のがポイント。問題を解きつつ、文法の仕組みをしっかり定着させるように意識しよう。

具体的な勉強手順は次のとおり。

①章のなかの見出しごとに問題を解く(はじめは自力で解く)

②解答を見て答え合わせをし、間違えた問題にチェックで印をつける

③解いた問題のすべての解説を読み、「なぜそうなったか」説明できるまで理解する

④再度、②でチェックを付けた問題を解いてみる(なぜその答えになるのか説明する)

⑤2回目も解けなかった場合は、文法書などを振り返り基礎から見直す

⑥次の見出しに進み、①~③を繰り返す

問題数のボリュームが多いため、「分かる問題」「分からない・怪しい問題」にチェックを入れながら解いておくのが重要だ。最初は全ての解説を読み込む必要があるが、2周目以降はチェックの付いた問題を重点的に復習することで、ニガテを無くして頭に定着しやすくなるはずだ。

 

■こんな人におすすめ

・高2の現時点で英文法の基礎をある程度習得している人

・文法を適当に覚えてきたため、「どの分野がニガテなのか」洗い出したい人

・難関、最難関大学にも対応する、高レベルな文法問題に触れておきたい人

・問題と解答がまとめられた問題集を見づらいと感じる人

 

■Answerzの評価

 

「ニガテ分野」「抜けている知識」をカバーすることが重要

高2から受験勉強を本格的にスタートするにあたり、まず大切なのは「自分のニガテ分野や知識の“抜け”を見つけること」といえる。

 

今回紹介した3つの参考書・問題集は「単語帳」と「文法問題集」というジャンルになるが、それぞれ大学受験の「網羅的」な内容となっている。暗記をしたり、問題を解いていくなかで「忘れやすい単語」「解けなかった文法問題」などを洗い出し、自分の理解度を図れることが特徴だ。

 

大学入試の英語では、基礎的な単語や文法問題が必ず出題されるが、大きな配点を占めるのは、「基礎知識を応用した長文問題」である。そのため、基礎の段階で「ニガテがある」「抜けがある」という状態では、長文問題が解けず、本番で得点を稼げなくなるのだ。

 

こうした穴を無くすためには、「理解度に応じて参考書のレベルを段階的にアップする」「繰り返し復習する」ことが不可欠といえる。「ニガテや“抜け”を無くして、いかに点数を落とさないか」ということを意識して取り組んでいこう。

 

そして、勉強の効率を上げるためには、自分が使いやすく、レベルに応じた参考書・問題集を選ぶこともポイント。高2時点の学力や、志望する大学のレベルに応じてぴったりなものを選べば、周りとも差を付けられるはずだ!今回紹介した参考書を参考に、効率的な勉強をスタートしよう!

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