英語学習をする上で必携の問題集を紹介しよう。
英語学習にはリスニング・文法・長文読解など多くの分野があるため、それぞれの分野の問題集選びに苦労している人も多いのではないだろうか?
なんとなく選んでしまっては、効率的な学習はできないだろう。
英語学習は、多くの演習問題を解くことで本番に備えることが重要だ。
そこで今回は、分野別のおすすめ問題集を紹介する。
英語の偏差値を上げ、定期テストでも周りに差をつけよう!
安河内のセンター英語リスニングをはじめからていねいに
リスニングが苦手という人は多いのではないだろうか。
リスニングにはセンスが大事で、対策のしようがないと思っている人もいるかもしれない。
だが、著者である東進ハイスクールの人気講師安河内哲也さんも昔はリスニングが大の苦手だったようだ。
しかし、「はじめから、ていねいに」学習を行ったことでリスニング力が飛躍的に向上し、TOEICやTOEFLのリスニング問題で満点がとれるほどになったという。
この問題集では、まずリスニングの勉強法を紹介。
また、発音記号や文中での発音など、リスニング力をつける基礎となる知識が網羅されている。
その上でセンター試験リスニング問題の大問ごとに問題演習ができ、傾向と対策から丁寧に解説されている。
これでセンター試験リスニング対策はばっちりだ!
① 基礎からの新々総合英語
この文法書は入門期~難関大入試まで幅広いレベルをカバーしており、明瞭な解説に定評がある。
まずは基礎をしっかり固めたい人は「基本例文」と「解説」を読み、「TRY」に取り組むのがいいだろう。
大学受験対策までやりたい人は、上記に加えて「EXERCISES」「章末EXERCISES」にも挑戦してみよう。
本書は情報量が豊富で非常によくまとまっているため、辞書代わりに使うことも可能だ。
② 頻出英文法・語法問題1000
本書では、難関大学レベルまでをカバーした多くの文法・語法問題に取り組める。
難関大学での出題が多い正誤指摘問題や受験生の苦手意識が強い整序問題が特に充実しており、受験を強く意識した内容となっている。
実際に難関大学に合格していた先輩も使用していた!
「問題編」と「解答・解説編」の2分冊形式で解説が詳しいため、問題を解く中で文法・語法の体系的な知識を身につけることもできる。
③ ビジュアル英文解釈 (Part1)
英文解釈の参考書で圧倒的な人気を誇るベストセラー。
受験生が英文解釈でつまずくポイントを丁寧に押さえており、解説のわかりやすさに定評がある。
Part1は基礎力の強化を目指す内容で入門~中級レベル向け。本書の内容を習得すれば、センター試験レベルの英文が読めるようになるだろう。
文法事項の説明には図解も使われていてとてもわかりやすい。
説明の後には、文法を身につけるのに適した多くの例題が用意されている。
④ 英語長文レベル別問題集2
このシリーズはレベル別に分かれており、長文読解が段階的に学習できるような構成となっている。
現在の自分に合ったレベルから徐々にステップアップすることで、第一志望合格レベルが目指せる。
レベル2では、基礎的な英文を速く正確に読む練習ができる。
このレベルを学習することによって、私立中堅~難関大学で出題されるレベルの英文を読む力がつくだろう。
本書には様々なテーマの英文が揃っているので、楽しんで読み進めながら、長文読解に役立つ一般常識も身につけることができる。
演習問題で本番さながらの特訓をしよう
参考書をただ読むだけでは、英語のテストで高得点を目指すことはできない。
紹介した問題集を使って問題を解くことに慣れ、しっかりした英語力を身につけよう。
また、問題集は解きっぱなしではなく、特に間違えた問題の解説をじっくり読んで理解することが大切だ。
多くの演習問題を通して理解が深まれば、定期テストでも高得点が狙えるだろう。
本番さながらの特訓で偏差値を上げ、大学受験にも備えよう!