高3必見!偏差値60・65・70に到達できる「英文解釈」参考書をレベル別に紹介!

「単語や文法をしっかり学んだのに、長文が解けない」

という生徒は多いのではないだろうか。

 

「一定のラインから偏差値が上がらない」

「基礎知識が付いたはずなのに、長文読解がニガテ」

 

そう悩む生徒たちには「英文解釈のトレーニング」を始めるタイミングかもしれない。

 

「英文解釈ってなに?」そう思った生徒は、ぜひこの記事を読んでほしい。

詳しくは後で説明するが、英文解釈には「文章を正しく理解する」という目的がある。

 

英文解釈のスキルを積めば、「長文読解の精度が上がり、偏差値がアップできる」というわけだ。

 

現在の偏差値が50前半という生徒は、英文解釈のスキルで日東駒専の55以上、関関同立の60レベルまで偏差値アップを目指せる。すでに偏差値55に達している生徒は、上位の国公立大学やMARCH、旧帝大レベルの偏差値65~70も夢ではない。

 

そこで今回は、英文解釈のスキルが身につくオススメの参考書を4冊紹介する。

偏差値60・65・70と、到達できるレベルに分けてピックアップしたから、自分のレベルの合ったものを手に入れよう!

 

英文解釈とは?

「英文解釈って何…?」という受験生に向けて、まず意味や目的を理解してほしい。

英文解釈とは、「英文の構造を正しく理解して、和訳すること」が目的だ。しかし、これは単に「直訳する」ということではない。

 

分かりやすい例を挙げてみよう!

例:The value in dollars is not important,but the pleasure it gives us is.

これをキミならどう訳すだろうか?

・ドル(お金)の価値は重要でない、しかし、それが与えてくれるのは喜びである

・ドル(お金)の価値は大切でないが、楽しみは私たちに大切なことを教えてくれる

文章の構造を正しく理解できていなければ、このようなパターンが出てくるだろう。

なんとなく意味が合っているかのように感じるが、実はこれはNG。

配点は0点になる。

正しい和訳は

お金でみた場合の価値は重要ではなく、それが私たちに与えてくれる楽しみが重要なのだ。

となる。

“The value in dollars”は単なる「お金の価値」ではなく、それ(it)を「お金で測った場合の価値」という意味であることが分かる。

また、but以降の下線部には“important”という形容詞は記載されていないが、but前の文章と繋がりのある対立関係であることが分かれば、”the pleasure it gives us is のあとにimportant”と補って解釈することができる。

 

最初の文章と解答を比べてみても、筆者の気持ちやニュアンスが大きく変わってくることが分かるだろう。

 

このように、英語は単語の意味を日本語で訳すだけでは、伝わらない表現がたくさんある。歴史的背景や文化的、生活様式などの違いから言葉の受け取り方に違いが生まれるため、習った文法だけでは読解が難しいケースも多いのだ。

 

英文解釈の勉強とは、こうしたニュアンスの違いを正しく理解して、「ネイティブスピーカーの意図を正しく組み取る技術」を身に着けるための勉強なのだ。

 

英文解釈とは「英文の構造を正しく理解して、和訳すること」で、英文解釈のスキルを積めば、長文読解の精度が上がり偏差値もアップする

「読めてるつもり」はNG!英文解釈の勉強が必要なワケ

偏差値60以上の上位レベルの大学受験に、英文解釈のスキルはなぜ必要なのだろうか。

その答えは、「長文読解で文章を正しく理解し、点数を取るため」にある。

 

というのも、上位の国公立大学や私大では、文系理系を問わずほとんどの学部で必須の科目であり、他の科目と比べて配点も高い。一部例外の理系学部などもあるが、とくに文系では総得点の約35%~50%が英語の配点が占めている。

 

さらに、単語や英文法の問題と比べて「長文読解」問題の配点は高く、「長文読解をクリアしなければ、点数を稼げない」といっても過言ではないのだ。

 

しかし、偏差値が上がらないと悩む生徒たちのなかには、

 

「単語や文法などの基礎知識があるのに、長文読解ができない」
「読めたと思ったのに、解答の意味が違っている」

 

というケースが多くある。

 

知っている単語・知っている文法なのに、なぜか「何が書いてあるか分からない!」と悩む原因は、「読めたつもり」になっているだけなのかもしれない。

 

こうした「読めたつもり」を解決するためには、「文章の構造を正しく理解する」英文解釈のスキルが必要なのだ。

 

ちょっとしたニュアンスの違いで配点が変わる問題も多いから、知っていると知らないとでは偏差値がガラリと変わってくるだろう。ニガテ分野をなくすためにも、「やっておくに越したことはない」のだ。

 

長文読解に自信がない…という生徒は、英文解釈のスキルを磨いて、周りとグンと差をつけよう!

 

英文解釈の勉強は「参考書」が一番!自分に合ったものを選ぶべし!

英文解釈の勉強は、高校の授業では教えてくれない。

そのため「参考書」を使うことが必須になるのだが、選ぶときには以下のポイントに気を付けてほしい。

 

英文解釈の参考書を選ぶポイント!

・「中学英語を理解している」など、前提となるレベルが当てはまっているか

・「はじめて英文解釈を学ぶ人」など、対象となる人が自分と合っているか

・参考書をマスターした後の到達偏差値を確認する(センター試験レベル、難関国公立・私大レベルなど)

・一文に対して、わかりやすく丁寧な解説があるか(自分が読みやすいか)

・高3の段階で、半年以上英文解釈に時間をかけられるなら「長文問題」で慣れることがおすすめ

・単語や英文法の基礎学習で時間が無い場合は、「短文問題」で数をこなすのがおすすめ

文字ばかりだと読みにくい人は、図解やイラスト説明があるものが望ましい

 

このように、参考書によって難易度が異なるだけでなく、解説文の文章表現や、レイアウトもさまざまだ。英文読解に自信がないという生徒は、図解が入ったものや、難しい文法用語や言葉が使われていないものを選ぶと良いだろう。

 

ある程度英文が読めるという生徒は、間違いやすい品詞が含まれた、複雑な文章が掲載された参考書に挑戦してみると良い。

 

■難易度別!各大学レベルのおすすめ参考書

各大学レベルでどの参考書が最適かどうか、難易度別にまとめている。

自分の志望校に対応している参考書を選ぼう!

 

1.英文解釈教室【上級向け!偏差値70以上に到達!】

出典:amazon.co.jp

英文解釈教室は、旧帝国大学などの最難関国公立大の「偏差値70」にまで到達できる一冊。前提レベルとして「偏差値が60程度あること」「SVOCなどの構造の仕組みを理解していること」がラインとなる。

 

短文の例題とその解説が交互に並んだ構成となっており、「分かる・分からない」を瞬時に見分けやすく、時間をかけるよりも「効率よく解説を見て進めたい場合」にぴったりだ。

 

また、和訳に対する「間違った解答例」も提示されているから「なぜ間違ったのか」を理解しやすいことも魅力。「この訳にならないのは○○だからだ!」という理由を英文法をもとに丁寧に説明してくれるから、別の英文で応用できるスキルも身につく。

ただし、全体的に「文章が中心」で「問題の難易度も高い」ため、ある程度文章構造の基礎が分かっていなければ「イメージを掴むのが難しい」と感じるかもしれない。はじめて英文解釈を勉強する生徒は、ひとつ前の「入門編」から始めるとよいだろう。

 

発売されているから、「ある程度精読には慣れているが、もっと英文解釈の精度を上げたい」という人にはオススメだ。

■メリット・デメリット

「英文解釈教室」のメリット

短文例題だから、多彩な英文に触れられる

・例題ごとに間違った解答を提示されているから、ミスの原因が分かりやすい

・「V+O+前置詞的副詞」などと各章にテーマが分かれており、一冊ですべての構文を網羅できる

・「その単語がどこに修飾されているか」など、構造が複雑な例題が多いから英文解釈力が身に付きやすい

 

「英文解釈教室」のデメリット

・英文解釈の基本的な構造(SVOC等)を把握しておく必要がある

はじめて英文解釈に触れる人には、解説文が難しいと感じるかもしれない(入門編から始める必要がある)

・短文のため英文構造の分析練習には役立つが、長文には触れられない

・解説が長く、例文ページと跨いでいるため、何度もページを行き来する必要がある

 

■英文解釈教室の勉強法

※本書では、1章が次のように並んで構成されている。

 【1章】実力テスト➡答え(解説)➡演習問題➡答え(解説)➡【2章へと続く】

①1ページ目から順番に進め、各章で目次に記載の構文研究(テーマ)を確認する

②各章の最初にある「実力テスト」を解く(まずは自力で!)

③「答え」と「答案例(間違った解答例もある)」を見て、②の解答が合っているか確認する

④解説を見て、「なぜ間違えたのか」文章構造を分析する

⑤文章全体を和訳して「全文和訳」と意味やニュアンスが異なっていないか確認する

※和訳は「何となく」ではなく、文章できちんと書けるかことが大事

⑥演習問題へ進み、理解度をはかる(実力テストと同じ流れ)

1日1章(全部で15章)が目安で、一冊を1周した後は2週目に取り掛かろう。

2週目は、解説を見る前にまず問題を解き、分からない英文を中心に復習するのがオススメだ。

復習後は、「直読直解」できるまで音読をして読み込むことも忘れずに!

■こんな人におすすめ

・基本的な文章構造は理解しているが、意図やニュアンスが捉えにくい

・大体の意味は把握できるのに、文章化できない(間違えることが多い)

・短文例題を使って効率よく文章構造の全体を網羅したい

偏差値55~60の人が、関関同立やMARCHなどの難関大学を目指している人

■Answerzの評価

2.[新盤]ルールとパターンの英文解釈【中級~上級向け!偏差値65以上に到達!】

出典:amazon.co.jp

ルールとパターンの英文解釈は、上級者向けの「英文解釈教室」と、初級にも分かりやすい「ビジュアル英文解釈」を兼ね備えた参考書として登場した一冊。

 

中堅大学~MARCHなどの私立大学、難関の国公立大にまで対応しており、マスターすれば偏差値65以上に到達できる。前提レベルとして、「偏差値55以上あること」「基本の英文法の仕組み(SVOC等)を理解していること」がラインだ。

 

構成としては、「短い例文を解説とともに1文ずつ読み解いていく」パターンで、英文解釈に重要な「ルールとパターン」を効率よく学ぶことができる。ルールとパターンは1回だけでなく、別の例題にも登場してくるから、短期間で英文解釈のスキルをアップさせたい生徒にぴったりだ。

 

解説文にはSVOCなどの文法用語が頻出していて、「基本の構文を見分ける能力」は求められるが、例題に対する解説はかなり丁寧。講義のような文体だから読みやすいこともありがたい。

 

ただ「ビジュアル英文解釈」と比べると少し表現が硬く、図解やイラストもほとんど無い。ある程度の文章構造の知識があるうえで、「文章で論理的に解説してほしい」という人に向いているだろう。

 

■メリット・デメリット

「ルールとパターンの英文解釈」のメリット

・「短い例文➡解説」といった流れで、効率的に構文ルールやパターンを習得できる

・偏差値55レベルから始められ、1冊をマスターすれば難関レベルまで到達できる

・別紙には英文法ミニミニ辞典や全文訳、索引が付属していて、調べながら学習できる

ルールとパターンが一覧表にまとめられていて分かりやすい

・英文がページを跨がず、見出しの背景が色分けされていて、レイアウトが見やすい

 

「ルールとパターンの英文解釈」のデメリット

・図解やイラストが無く、解説の文章が多め

・SVOCなどの基本の文章構造を理解しておく必要がある

・問題形式ではないため、例題で理解度をはかることができない

・英文解釈の基礎から学びたい人には不向き

 

■ルールとパターンの英文解釈の勉強法

※本書では、1章が次のように並んで構成されている。

 【1章】短い英文➡1文ごとに解説(解答)を記載➡【2章へと続く】

 例題や問題集はなく、ルールとパターンに則って順番に構文を分析していく流れだ。

①英文を自力で和訳する(分からない箇所も気合で訳す)

②分からなかった箇所、つまづいた箇所をチェックする

③じっくりと解説を読み、理解できないルールやパターンは他の参考書やネットなどで調べる

④理解したら、もう一度自力で和訳してみる

⑤間違えた箇所はノートにまとめる

⑥次の章に進み、⑤の復習をする

英文は短いため、1章にかかる時間は1~2時間程度が一般的だ。

解説を見る前と後で、自力で和訳をしてみることで、徐々にルールやパターンが自然と擦り込まれていくだろう。「ん?どういうこと?」という部分は決して飛ばさずに、理解できるまで深堀することが重要だ。

1周目を終えたら、2週目以降は音読をしながら読み込み、直読直解できるようになることが理想だ。「For Study」の欄には簡単なテストも含まれるため、チェックしておこう。

■こんな人におすすめ

・英文法を理解しているのに、長文読解で意味が分からなくなる人

・構文のルールやパターンが覚えられず、混同してしまう人

・長文をじっくりするよりも、短文で効率的に英文解釈のコツを掴みたい人

・英文解釈教室よりも、分かりやすいレイアウトが良い人

中堅大学~難関の国公立大、MARCHなどの私立大の合格点を狙う人

■Answerzの評価

3.ビジュアル英文解釈 PartⅠ【初級~中級向け!偏差値60以上に到達!】

出典:amazon.co.jp

ビジュアル英文解釈 PartⅠは、MARCHや関関同立、中堅国公立大などの「偏差値60」を目指せる一冊。前提として「中学レベルの基礎英語を習得していること」「偏差値が50以上であること」がラインとなる。

 

長文読解のキホンとなる文法をもとに、英文解釈の原則やルール、考え方を分かりやすい言葉で解説してくれるから、「英文解釈の基礎からじっくり学びたい」というキミにぴったりの一冊だ。

 

基本的な構文を網羅できるだけでなく、精読にはセンター試験などで使われた「長文例題」が多く使用されていることも魅力だ。英文解釈を学べながら、長文読解のトレーニングにもつながる。

 

また、序盤では比較的分かりやすい構文が登場するが、進めるごとに重要な文法や構文(so that,not but等)が繰り返し登場し、その形も複雑になってくる。「この文章、前にも見たな…!」というように、どんどん英文解釈のコツを掴めるようになるから、偏差値がグンを上がるだろう。

 

長文例題がベースなので、「複雑な短文例題でテンポよく進めたい」という上級者には不向きだが、「基礎から復習まで分かりやすく1冊で進められる」という点で、初めての英文解釈にはオススメだ。

 

■メリット・デメリット

「ビジュアル英文解釈 PartⅠ」のメリット

・中学レベルの基礎英語で始められ、偏差値60レベルに到達できる

・センター試験やその他大学入試で使われた、長文例題が多く掲載されている

・英文解釈の基礎や仕組みを学ぶために、単語や内容が易しめになっている

図解が多く、ルールやパターンは一覧表でまとめられていて覚えやすい

・復習するべき重要な構文は「review」でまとめられていて、効率的に復習できる

・柔らかい表現が多く、図解や背景色の工夫でレイアウトが見やすい

 

「ビジュアル英文解釈 PartⅠ」のデメリット

・最難関の国公立大、上位の私立大学レベルを目指す人には、難易度が低め

・英文解釈の基礎や経験を積んだ人には、物足りない可能性がある

・大学試験の長文問題だから、より多くの複雑構文に触れたい人には不向き

 

■ビジュアル英文解釈 PartⅠの勉強法

※本書では、1章が次のように並んで構成されている。

 【1章】焦点➡例文➡研究(解答と解説)➡【2章へと続く】

 4章からは復習箇所をまとめた「review」が始まる。

①例題の前項にある「焦点」を確認し、例文を読む前にその章で使われる構文を学ぶ

②4章からは、例文の前にreviewを読んで復習する

③例題の全文を和訳する(頭で考えるのではなく、文章で書くことが大事)

④「研究」で解答を確認し、意味やニュアンスが間違っていないかチェックする

⑤間違えた箇所は解説を読み、構造を学ぶ

⑥1周したあとは、英文解釈の問題集や長文問題の演習に移る

解説が充実しているから、1章を完璧に読み解き、理解するには約2~3時間かかる。

英文解釈の基本ルールを習得できる一冊であるため、じっくり時間をかけて取り組むのがポイントだ。

1周したあとは、別の長文問題集で演習をしたり、本書の上級版「ビジュアル英文解釈 PartⅡ」、あるいは標準~やや上級レベルの英文解釈参考書に移ることをオススメする。

■こんな人におすすめ

・英文解釈の基礎からじっくり学びたい人

・単語や文法を学んだのに、長文読解で英文を正しく読めない人

・いつもなんとなくで英文を読んでいて、和訳ができない人

偏差値60が目標で、中堅国公立大に備えたい人

・英文解釈の勉強に1日2~3時間割ける人

■Answerzの評価

4.基礎英文解釈の技術100【初級~中級向け!偏差値60以上に到達!】

出典:amazon.co.jp

基礎英文解釈の技術100は、関関同立やMARCHレベルの中堅~難関大学に対応しており、マスターすれば偏差値65まで到達できる一冊だ。前提レベルとして、「大学入試レベルの基礎単語や英文法を習得していること」「偏差値が50以上あること」がラインとなる。

 

構成としては、「100問の短い英文を、解説を読みながら和訳していく」というもの。一冊には100問の短文例題と、それに対する演習問題(合計200問)が掲載されていて、1題の文章量はさほど多くないが、さまざまなパターンの構文に触れられるのが魅力だ。

 

SVOCの構成から説明しているから、文法をド忘れしたときでも、読んでいてスムーズに文章構造を理解できる。複雑な文章構造でも視覚的・立体的にできるよう、図解で分かりやすく説明されているのも有難い。

 

よくある英文解釈の参考書は、解説の文章が固く理解しにくいケースがあるが、基礎英文解釈の技術100では言葉が易しく、難しい文法用語は一切出てこない。赤線や矢印などを使った見やすいレイアウトだから、基本の文法を理解していれば十分理解できるだろう。

 

最難関の東大・京大レベルの偏差値70を目指すには問題が易しめだが、「基礎からしっかり英文解釈を理解したい」「構造を論理的に理解したい」という場合にはオススメだ。

 

■メリット・デメリット

「基礎英文解釈の技術100」のメリット

・3行~5行ほどの超短文だから、基本の文章構造をスピーディーに網羅できる

・SVOCの説明からされていて、解説文も柔らかい表現だから初級者にも理解しやすい

各構文に対する演習問題があるから、進めながら理解度をチェックできる

・1文ごとに構成が記載されているから、句や節、修飾関係がひと目で分かる

・付属のCDにはスピードの異なる音読が収録されているから、音読練習や復習にも活用できる

偏差値50から利用できる

・品詞や句などの基礎知識は最初のページでまとめられている

 

「基礎英文解釈の技術100」のデメリット

・最難関の国公立大学など、偏差値70以上を目指すには内容が易しすぎる

・長文に触れられない、超短文だから問題数が多く感じやすい

・英文解釈の基礎を理解するには十分だが、難易度の高い構文に触れたい人には不向き

 

■基礎英文解釈の技術100の勉強法

※本書では、100つの課が掲載されており、左右2ページで1課として構成されている。

 【1課】超短い英文例題➡解法(構文の組み立てを解説)➡例題の全訳文➡演習➡【2課へと続く】

 1課ずつ英文の組み立て方を理解しながら、演習問題に入る流れだ。

①最初の課からスタートし、例題を自力で和訳する(解法や答えは見ない)

②解法を読み、各分の構造をSVOCを考えながら分析する

③全訳文をみながら、①で解答した和訳を添削する

④演習問題を例題と同じ手順で解く

⑤間違えた文法や語法をノートに整理する

⑥CDを活用して音読し、最終的には例文を暗記できるようにする

自力で和訳するときは、「SVOCを中心に品詞を考えながら和訳する」のがポイントだ。修飾関係や語形(過去・未来など)を考えたり、「that/itなどの代名詞も具体的に訳す」クセを付けよう。

1周目を終えたら、2周目、3周目と頭のなかで構造を分析しながら反復学習する。英文を暗記することを目標に、答え合わせをしながらサクサクと進めよう。1周目に構成を論理的に把握できていることが重要だから、「なんとなく理解した」状態で次に進まないようにしてほしい。

また、この参考書を進めながら、併行して別の参考書や過去問などで長文問題を問いていくこともおすすめだ。しっかり構造を分析できているか、理解度を図りながら実践力を身に着けていこう。

■こんな人におすすめ

・英文法は覚えているのに、使い方が分からず和訳できない人

・品詞を論理的に理解できていないから、和訳のニュアンスを把握できない人

・短文で効率的に英文構造の分析力を身に着けたい人

偏差値50程度から60以上を目指したい人

・短期間で英文解釈の基礎知識を身に着けたい人

■Answerzの評価

理解度に合わせて参考書を選ぶことが重要

英文解釈の参考書は「自分レベルに合ったもの」「自分が読みやすいもの」を選ぶことがポイントだ。

 

なぜなら、最初から難易度の高い問題に挑戦しても、文章構造のキホンがある程度分かっていなければ、「解説を読んでも意味が分からない」ことがあるからだ。事実、これで挫折してしまう生徒も多い。

 

やり始めて「さっぱり何を言っているか分からない」とならないよう、はじめて英文解釈をするという生徒は、レベルの低い基礎から取り組むことをオススメする。

 

また、英文解釈は、センター試験頻出単語2000語ほどと英文法の基礎知識を身に着けていることが前提だ。高2の秋冬の偏差値が50に満たない場合は、まず単語や文法から復習を始めよう!

 

受験まであと1年という高校3年生のキミ。長文読解がニガテだと焦ってはいないか?

高2までの基礎力が身についてるという生徒は、英文解釈のトレーニングで構造の分析力を身に着けることをオススメする。長文読解の精度を上げて、偏差値アップを狙おう!

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