【長文問題集の鉄板!】やっておきたい英語長文シリーズ

大学入試の英語科目では、私立・国公立ともに長文問題がメインとなっている。英単語、英文法、英文解釈の集大成であるとも言えるため、試験時間の大半を割くべき問題であり、当然、配点も大きくなっている。つまり、長文問題を制することが英語で高得点を取るための絶対条件なのだ!

そこで今回紹介するのが「やっておきたい英語長文シリーズ」だ。この参考書は長文学習において特に人気があり、多くの受験生に愛用されている。いったいどういう参考書なのか。詳しく説明していこう!

それぞれの大学の難易度に対応した効率的な問題集

出典:amazon.co.jp

「やっておきたい英語長文シリーズ」は、難易度別に「300」「500」「700」「1000」の4つのバージョンが発行されている。そのため幅広いレベルの大学入試に対応しているぞ。最も難易度の低い300は入門レベルなので、これから長文に取り組むという人は、300から始めてみよう。

問題の解説についてだが、本書ではSVOCMを割り振るなどの英文解釈についての説明は記載されていない。そのため基本的な英文法の理解ができていることが大前提となるぞ。また、付属のCDなどもないため、解説のレベルとしては不十分に感じる人もいるかもしれない。だが、CDがない分、掲載されている問題数は充実しているぞ。問題数をこなして実践的な長文読解力を身に着けるためのコスパの良い問題集だと言える。

また、それぞれの長文ごとに100字程度の要約がついているのもありがたい!東大をはじめ、毎年必ず長文要約を出題する大学があるが、そういう大学を受験する人にはぜひとも活用してほしい!

 

志望校に合わせてステップアップしていこう

それでは各レベルの難易度を具体的に見ていこう!

 

■やっておきたい英語長文300
難易度 センター試験(共通テスト)レベル
問題数 30題
必要期間とペース配分 1ヶ月(1日2題×15日×2週間)※理解できない箇所は復習を繰り返す
前提となる英語力 偏差値50前後
マスター後の到達レベル センター試験7割、偏差値50台後半

地方国立、日東駒専志望の人はここまでやろう

 

■やっておきたい英語長文500
難易度 MARCH、関関同立、難関国公立
問題数 20題
必要期間とペース配分 1ヶ月(1日1~2題×10~20日×復習)

※難易度が上がってくるため、定着させて進める

前提となる英語力 偏差値50後半
マスター後の到達レベル センター試験(共通テスト)8割、上記大学の易しめレベル

国立大、MARCH志望の人はここまでやろう

 

■やっておきたい英語長文700
難易度 MARCH、関関同立、東京一工早慶
問題数 15題
必要期間とペース配分 1ヶ月程度(1日1題×15日×復習)※難易度が高いため復習に時間をかけよう
前提となる英語力 やっておきたい英語長文500をマスター
マスター後の到達レベル MARCH高得点、東京一工早慶標準レベル

旧帝大以上を目指す人はここまでやろう

 

■やっておきたい英語長文1000
難易度 東京一工早慶、最難関大学、超長文
問題数 10題
必要期間とペース配分 1ヶ月(1日1題×10日×復習)※難易度は非常に高いため復習をしっかり
前提となる英語力 早慶レベルの長文読解力
マスター後の到達レベル 東京一工早慶の難しめレベル、偏差値65以上
最難関大、東京外大、早慶受験者はここまで

 

これがそれぞれの大まかな掲載内容だ!難易度や到達レベルはあくまで目安ではあるが、長文に不安があるなら、300からチャレンジしていくのが良いだろう。

 

やっておきたい英語長文シリーズの学習方法

長文の問題集は活用方法が重要だ!ただ問題を解いて解説を読んでいるだけでは長文の成績は決して上がらないぞ!「とりあえずやってみる」前に、必ず次の5点を押さえておこう!

 

1.問題集はコピー・印刷して取り組む

問題集は一度解いたら終わりじゃない!繰り返し何度も使うものだ!だから問題集に直接書き込むのではなく、コピーをとって、それに回答を書いていくようにしておこう。長文問題は何度も解くことで力がついていくのだ!

 

2.時間を設定する

時間は必ず計測しておこう!本書では長文ごとに目標時間が設定されているので、それを目安にするといいぞ!また、わからない問題があっても、必ず何らかの解答を出すことが大切だ!その方が解説を見た時の理解度が深まるぞ。

 

3.答え合わせ・解説を読む

答え合わせをしたら解説を読んでいこう。間違った問題に関しては、なぜ間違ったのか、正しい答えはどうすれば導き出せたのかをしっかりと把握できるようにしておこう!正解をした問題についても、自信を持って答えられなかった解答はチェックしておくようにしよう。

 

4.長文すべてにSVOCMを割り振る

ここが長文トレーニングでもっとも重要なポイントだ!ここを省略すると長文読解力は決して伸びないぞ!まず、問題になっているいないに関わらず、長文全体でわからなかった単語・熟語の意味をすべて調べよう。そして全文にSVOCMを割り振る。こうすることで、その長文のすべてが完全に理解できるようになるのだ。

 

5.音読をする

最後に長文全体を音読しよう。この音読をすることで、英文を読むスピードをあげることができるぞ!読むスピードがあがれば得点アップにつながるのは当然。ただし、きちんと英文を解釈した上で音読するということが重要だ。

 

以上が、やっておきたい英語長文シリーズの使い方だ!特に重要なのは4つめのポイント!なぜかというと、長文の構造をしっかりと理解できると、それと同等の難易度の長文は、初見でもだいたいの内容が理解できるようになるのだ!当然、それ以下の難易度であればスラスラと読めるようになるぞ。本書では同レベルの問題が収録されてあるので、その効果がはっきりとわかるはずだ。

 

やっておきたい英語長文シリーズを適切に使用し、志望校合格だ!

やっておきたい英語長文シリーズは、問題にクセのない、万人向けの問題集だ。大学受験のために英語を勉強するすべての人に使ってもらいたい。ただし、300〜1000のどれに挑戦するかは、志望校に合わせて選ぶのではなく、今の自分の英語力に合わせて選ぶようにしよう!何事もステップを重ねていくことが大切だ。焦っていきなり難しい問題に挑戦するのはやめておこう。

また、冒頭でも少し触れているが、長文学習は必ず単語・文法・英文解釈をある程度終えてから取り組むようにしておこう!いくら優れた参考書とはいえ、これらの知識がない人が読んでも、決して長文問題は解けるようにはならない。もっとはっきり言うならば、これらの基礎がないままに長文学習に取り組むのは無駄である!長文問題は英語問題の総まとめ。持ちうるすべての英語力を総動員して取り組むべき問題だ。決して楽な道のりではないが、きちんと手順を守って本書を活用すれば、必ず良い結果につながるぞ!

>参考書

参考書

参考書が世の中に多すぎて自分に合うものが分からない。そんな悩みを一から解決!志望校を合格するために必要な参考書、志望校合格者の利用していた参考書など、具体的に紹介していく。

CTR IMG