【高1・高2向け】難関大受験に備えた英語勉強スケジュールの立て方とは?

キミは英語が得意かな?

得意でも不得意でも、英語は早いうちから勉強しておいたほうがいい。

なぜなら、大学受験に必須の科目だからだ。

 

「まだ高1・高2だし、受験に向けて勉強するのは早過ぎるんじゃ…」と思った生徒もいるかもしれないな。しかし、もしキミが日東駒専やMARCH、関関同立といった難関大を目指すなら、最低でも偏差値50~55をクリアしておかねばならない。

 

なかでも

・駒沢大学
・中央大学
・青山学院大学
・関西学院大学
・同志社大学

あたりは英語の難易度が高いといわれているため、偏差値60を目指しておくと安心だ。

 

ただ、現段階で英語の偏差値が30後半~45程度しかないというキミは、高3からの勉強では合格ラインに届かない可能性がある。さらに、英語は基礎が出来ていないと得点を稼ぐことができないから、受験まで時間のある高1・高2のうちに勉強を始める必要があるんだ。

 

「いくら時間があるとはいえ、偏差値を10~15アップさせるのは無理かも…」と諦める生徒もいるかもしれないが、気を落とすことはない!いまから効率的な勉強スケジュールを立て、受験に向けた準備を行えば日東駒専やMARCH、関関同立レベルも夢じゃないぞ

 

そこで今回は、高1・高2向けの英語勉強スケジュールの立て方を伝授する。1~2年先に待ち構える大学受験に向けて、今から英語の勉強を効率的に行っていこう!

スケジュールを立てる際にやるべき4つのこと

生徒のなかには、「高1のうちに英単語を勉強する」「12月までに英文法の参考書を終わらせておく」など漠然とした予定を立てている人もいるのではないだろうか?

確かにこれも“スケジュール”ではあるが、やるべきことや勉強期間が曖昧で「良いスケジュール」とは言い難い。さらに、自分の目標や現時点でのレベルを把握しておかなければ効率的に勉強できず、偏差値アップも見込めないぞ!

日東駒専やMARCH、関関同立といった難関大を目指すなら、もっと具体的で自分に合ったスケジュールを組まなければいけない。そのため、スケジュールを立てる際は以下4つのことを実行しよう!

志望校を絞ってゴール地点を明確にしよう

記事の最初で「日東駒専・MARCH・関関同立の難関大に合格するには、偏差値50~55が必要だ」と話した。ただ、大学によって偏差値が変わってくるため、全員が偏差値50~55=ゴール地点とするのは間違っている。まずは志望大学を絞り、その大学の偏差値を自分のゴール地点としよう!

日東駒専・MARCH・関関同立、それぞれの平均偏差値は以下のようになっている。

 

■日東駒専

日本大学:47~55
東洋大学:49~56
駒澤大学:53~56
専修大学:52~55

 

■MARCH

明治大学:55~67
青山学院大学:55~67
立教大学:55~65
中央大学:55~63
法政大学:55~65

 

■関関同立

関西大学:50~70
関西学院大学:47.5~70
同志社大学:52.5~65
立命館大学:50~65

 

「SMARTの法則」を使用して目標を具体的にしよう

目標を具体的にすることで、「自分がいま何をすべきか」がハッキリと見えてくるんだ!「志望大学の偏差値も具体的な目標なのでは?」と、思う生徒もいるかもしれないな。確かに明確な目標ではあるが、ここにもう少し肉付けをしていってほしいんだ。

例えば、ただ単に偏差値55を目指す!といっても「一体いつまでにクリアするのか」「それは実現可能な範囲なのか」など、詳細な部分が曖昧なままになっている。これでは目標達成に至るまで、どのような行動を起こせばいいのかが見えてこない。さらに、具体的でない目標を掲げた場合「高3になってからやればいっか」「目標レベルが高すぎてやる気が出ない…」など、途中で挫折してしまうことも珍しくないんだ。

 

だからこそ「SMARTの法則」を使って、目標達成までの期間や現実的に実現可能なのか、などを明確にしていこう!

 

<SMARTの法則>

SMARTの法則を最初に提唱したのは「ジョージ・T・ドラン氏」という人物で、彼は目標達成を実現させる5つの成功因子を生み出したんだ。それが以下の5つ。

・Specific(明確性)
・Measurable(計量性)
・Achievable(現実性)
・Result-oriented(関連性)
・Time-Related(期限設定)

※ジョージ・T・ドラン氏が提唱したものではなく、現在「SMARTの法則」として一般的に用いられている基準を適用している。

なにやら難しい言葉が並んでいるが、簡単にいうと

・設定した目標が具体的であるか(Specific)
・目標達成までの進み具合を測定できるか(Measurable)
・目標は現実的に達成可能なのか(Achievable)
・目標を達成することで自分にメリットはあるか(Result-oriented)
期限は決められているか(Time-Related)

の5つを明確にする必要があるということなんだ!では、現在高2であるAくんの「偏差値55を目指したい」という目標を例にして、SMARTの法則に当てはめてみよう。

・設定した目標が具体的であるか
→明治大学に合格するため、偏差値を45から55にアップさせる

・目標達成までの進み具合を測定できるか
→模試や赤本などによって、偏差値または目標達成率を測定できる

・目標は現実的に達成可能なのか
→担任や塾講師と相談した結果、1年間の勉強で偏差値を10上げることが可能だと分かった

・目標を達成することで自分にメリットはあるか
→志望校である「明治大学」に合格できる

・期限は決められているか
→高3に上がるまでの1年間

このように細かな部分を明確にすることで、「1年間のスケジュールを組む」「明治大学の過去問や出題傾向に絞って学習する」など、自分に合った勉強スケジュールを立てやすくなるんだ。

 

学校行事や部活の予定などを書き出そう

体育祭や文化祭、部活の大会など高1・高2のキミたちには、さまざまなイベントが待っている。高校生活を楽しむ上では欠かせない行事ばかりだが、通常の授業がある日と違って勉強時間が短くなることがある。

例えば、文化祭の準備期間や部活の大会前には、いつもより長く学校に残ることもあるだろう。また、実際にイベントが開催された日は体力的にヘロヘロになって「勉強に手がつかない…」なんてことも考えられる。

 

スケジュールを立てる際は、これらのことを想定しておかなければいけない。イベントを無視してガツガツ勉強予定を入れたところで、思うように学習が進まなかったり、決めた月までに参考書を周回しきれなかったり、といったことが起こってしまう。

できるかぎりスケジュール通りに勉強を進めるためにも、予め学校行事や部活の予定などを書き出しておこう

 

自分の英語レベルや苦手を知っておこう

日東駒専・MARCH・関関同立の英語試験を攻略するためには、「英単語」「英文法」「英文解釈」などの基礎ができていなければいけない。苦手だからといって放置していると、配点率の高い長文読解やリスニングで点数を落としてしまうぞ。

まずは「自分がどのくらい基礎を固められているのか」「どこを苦手としているのか」を明確にしよう。英語のスケジュールを立てる際は、この工程が最も重要だ!なぜなら、ただやみくもに英語を学習するよりも、自分の弱点を重点的に勉強した方が効率的に偏差値をアップできるからだ。

 

自分の苦手や英語レベルを知る際は、以下の基準を参考にしてほしい。もし基準に満たない場合は、そのジャンルを重点的に勉強できるようスケジュールを組んでいこう。

①英単語
難関大の英語試験を受けるなら、2000~2200語ほど覚えておかねばならない。もちろん、現時点ですべてを暗記する必要はないぞ。ただ、高1は「中学レベルの英単語」、高2は「中学+高1レベルの英単語」をほぼ完璧に暗記しておいてほしい

②英文法
長文でないにしろ、英文を読むために英文法を理解する必要がある。試験で得点を稼ぐためには欠かせない要素だから、苦手としている生徒は必ず基礎を固めておこう。
高1のキミは「中学レベルの英文法+α」高2は「中学+高1レベル」を理解しておいてほしい。ここでいう「理解」とは、SVOCの仕組みや何がどの単語を修飾しているのかなど、“文構造を自分の口で説明できる”ことを指しているぞ!

③英文解釈
英文解釈では、英文の構造を理解したうえで筆者の気持ちや隠されたメッセージを読み解き、「1文1文を正しく読む」ことが大切だ。つまり、「英文をなんとなくで読む」「単純な和訳をする」といったレベルでは、英文解釈をクリアしたとはいえないぞ!

 

【重要】スケジュールは定期的に修正すべし

年単位、月単位、週単位、いずれにしても「スケジュール通りに進んでいるか」を定期的に確認し、修正しよう。どれだけ緻密にスケジュールを組んだとしても、それが予定通り進むとは言い切れない。さらに、スケジュールの遅れをそのままにしていると、目標達成がどんどん遠のいてしまい、挫折することも珍しくないんだ。

そもそも英語は毎日の積み重ねがものをいうから、たとえ短い時間でもコツコツ勉強し続ければ、やった分だけ自分の力になる。だから、大幅に遅れを取っているからといって途中で諦めてしまうのではなく、「演習問題は奇数番号だけ解く」「通学やお風呂中のスキマを使って勉強時間を増やす」などしてスケジュールを修正していこう。

 

【高1向け】オススメの英語勉強スケジュール

高1のうちは「英単語」「英文法」「英文解釈」の3つを重点的に勉強することが大切だ。必ずスケジュールに組み込み、基礎固めに力をいれよう。

■英単語

基本的には、キミたちが苦手としている部分に多くの時間を取ってほしいのだが、英単語においては得意・不得意関係なく、1年を通して勉強してほしい。というのも、英単語を覚えていなければ英文法も英文解釈も正しく理解できず、早い段階でつまづいてしまうからだ。覚えれば覚えるだけ英語力もアップしていくから、1年を通してほぼ毎日英単語の暗記学習を行おう。

高1のキミたちに、おすすめしたい参考書は「キクタンBasic4000」だ!日東駒専やセンター試験8割レベルに設定されているから難易度がさほど高くなく、英語が苦手でも取り組みやすい。

英単語はとにかく繰り返し暗記することが重要だから、1ヶ月で最低でも1周はしておきたい。キクタンBasic4000は1120語収録されているため、1日35~40単語覚えれば1ヶ月で1周できる。より暗記力を高めるために200~300単語で区切って、反復的に覚えることも大切だぞ!

 

■英文法

英単語と平行して、英文法も勉強しておこう。高1の段階ではひたすら暗記するというよりも、英文法の仕組みをじっくり理解することに時間をかけてほしい。そこでおすすめの参考書が「1億人の英文法」だ。基礎から応用までが1冊に含まれており、網羅性が高い。5月~9月の段階では基礎固めを意識し、11月~3月は基礎復習と応用にチャレンジしていこう!

 

■英文解釈

英単語と英文法をある程度学習し終えたら、高1の冬ごろから3月まで英文解釈の勉強に着手しよう。おすすめの参考書は「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」だ!本書だけで難関大学を目指すのは難しいが、英語が苦手な人向けに作られているからレベルも高くなく、基礎を定着させるにはもってこいの1冊。1ヶ月で周回可能だが、できればじっくり解説を読み込んでほしい。12月~3月の間で2、3周できるくらいのスピードで取り組もう。

 

【高2向け】オススメの英語勉強スケジュール


ただし、何度もいっている通り長文読解は英語の基礎をベースにした問題だから、土台が固まっていない段階でいきなりチャレンジするのはおすすめしない。もし高1の学習内容が完璧でないという場合は、スケジュール内に復習する時間を確保しておこう。1日まるまる復習に充てる必要はなく、通学中や入浴中など“ちょっとしたスキマ”を見つけて勉強するのが効率的だ。
受験まで1年に迫った高2のキミたちは、「英単語」「英文法」「英文解釈」といった基礎的な学習に加えて、大学受験で配点率の高い「長文読解」を組み込む必要がある。

 

■英単語

高1のときと同様に、英単語は1年を通して勉強しよう。おすすめの参考書は「英単語ターゲット1900」だ。センター試験から早慶レベルまで対応しているため、日東駒専・MARCH・関関同立を目指す生徒もOK。また、収録数は1900語で1日40語覚えたとしたら、2ヶ月もかからずに周回できる高3に上がるまでに最低でも4周はしておき、完璧といえるまで暗記しよう。

 

■英文法

英文法は高2の夏頃から参考書を使って学習し、冬からは文法問題集を反復的に解いていこう。分からなかった問題があれば、参考書の解説をじっくりと読み込んでほしい。おすすめの参考書は「NextStage」だ。難関大に必要な文法を網羅しており、さらには英熟語の解説まで付いている。1日1単元進めていけば、3ヶ月で1周できるぞ!英文法が苦手というキミは、英単語と平行して1年単位でスケジュールに組み込もう。

 

■長文読解

高2の冬までに英単語・英文法の基礎を固めておき、10月・11月頃からは長文読解をとことんやり込んでいこう。おすすめの参考書は「大学入試英語長文ハイパートレーニング レベル2」だ。英文1つ1つにSVOCが振られており、解説が非常に詳しく書かれている。
ただし、表向きはセンターレベルとされているが、若干難易度が高くなっているため、解説を熟読して仕組みを理解することに時間をかけよう。問題集を解いて正解率を上げることも大切だが、受験まで1年あるキミたちは「なぜこの解答になったのか」というプロセスに注目することが重要だ!

 

■英文解釈

大学入試では長文読解の配点率が高く設定されており、ここでの得点が合否を左右するといっても過言ではない。だからこそ、英文解釈を完璧にして長文を正しく読み取り、解答を導き出す必要がある。勉強スケジュールに組み込むときは、長文読解よりも少し前の夏頃からスタートさせるのがおすすめだ。ある程度英文解釈のスキルが身についていれば、長文読解の勉強がスムーズに進む。
参考書は難関大に対応している「英文解釈の技術100」が最適だが、大学入試レベルの基礎的な英単語・英文法を理解していなければ使いこなせない。もし「自分には難易度が高い」と感じるのであれば、まずは英単語・英文法を復習し、英文解釈はスケジュールを後ろ倒しにして冬頃からスタートさせよう

 

難関大合格への第一歩!計画的な勉強スケジュールで「英語」を攻略しよう

日東駒専・MARCH・関関同立の難関大へ挑戦するキミたちは、早い段階から英語を勉強しておかねばならない。このとき自分だけの英語勉強スケジュールを立てておくことによって、高1・高2に必須である基礎固め&苦手克服が効率的にできるんだ!

 

ただし、「高2までに英単語を覚える」「7月以降から長文読解の問題集をやる」など、アバウトなスケジュールはNG。自分の弱点や目指すべきゴールをもとに、「2~3月の間で英単語帳を1周する」「高2の冬休み中に関西大学の過去問をやりこむ」など、できるだけ詳細に設定することが難関大合格への近道だ!1年単位の大まかなスケジュールがあると、何を勉強すべきかが分かりやすくなるぞ。

 

さあ、いまから計画的な英語勉強スケジュールを立てて難関大の英語試験を攻略しよう!

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