【MARCH志望必見】高2から始める英語の基礎を固める勉強法

「受験までは時間があるし、まだ勉強は始めなくていいでしょ」

と余裕たっぷりな生徒もいるのではないだろうか?

 

しかし、キミが難関私大の「MARCH」を目指しているなら、高2の秋冬までに最低でも偏差値55をクリアしておく必要がある。確実に合格を狙うなら、60~65以上は必須だ。

 

もし高2の段階で偏差値が55以上あるのなら、高3から受験勉強を始めても心配はないだろう。だが、偏差値が45~50前半しかないという生徒は、受験に備えて今すぐ勉強をスタートさせなければいけない。

 

偏差値を10~15アップさせようと思うと基礎から固める必要があり、年単位の長期的なスケジュールを組まなければいけないからだ。スタートダッシュが少しでも遅れると合格ラインに届かない可能性が高く、厳しい戦いを強いられてしまうぞ…!

 

とはいえ、「何の勉強から始めればいいのか分からない」という生徒もいるのではないだろうか?

 

そんなキミに声を大にして言いたいのは、「英語の基礎固めを優先的にやろう!」ということ。MARCHは英語の配点が高いため、この科目さえ攻略できれば合格がグッと近づくんだ!

 

そこで今回は、MARCHを目指す高2向けに「英語の基礎を固めるための勉強法」を伝授する。偏差値が合格ラインから大きく離れていたとしても、今からコツコツ基礎固めを行っていけば、必ず良い結果を生み出す。

 

1年後にMARCH合格を掴みとっている自分をイメージしつつ、計画的に英語を勉強していこう!

まずはMARCHの各大学・学部の偏差値を確認

冒頭でもいったように、MARCHに合格するためには最低でも偏差値55以上が必要であり、受験間際には60~65まで持っていくのが目標だ。

とはいえ、大学や学部によって偏差値に差があるから、ただ漠然と60前後にしようと決めてしまうのは得策とはいえない。自分が目指している大学や学部の偏差値を最終目標とし、そこに合わせて勉強を進めていこう!

 

MARCHの各大学・学部の偏差値は以下の通りだ。

 

文系学部の

偏差値帯

各学部と偏差値 理系学部の

偏差値帯

各学部と偏差値
明治大学 60~67 政治経済学部:60~65

法学部:60~63

商学部:60~63

文学部:60~65

農学部:58~63

経営学部:65~67

情報コミュニケーション学部:63~65

国際日本学部:63~67

55~63 理工学部:55~63

総合数理学部:55~60

 

青山学院大学

60~67 文学部:60~67

法学部:63~65

経済学部:60~65

経営学部:60~63

国際政治経済学部:63~67

総合文化政策学部:62~65

社会情報学部:58~63

教育人間科学部:60~63

地球社会共生学部:58~63

※コミュニティ人間科学部:55~60

55~60 理工学部:55~60
立教大学 58~65 文学部:60~63

異文化コミュニケーション学部:65~67

経済学部:60~63

経営学部:63~65

社会学部:63~65

観光学部:63~65

コミュニティ福祉学部:57~63

現代心理学部:60~63

55~63 理学部:55~63
中央大学 58~63 文学部:58~63

法学部:58~65

経済学部:58~63

商学部:58~60

総合政策学部:60~65

※国際経営学部:60~63

※国際情報学部:62~65

55~58 理工学部:55~58
法政大学 58〜65 文学部:58~63

法学部:58~63

経済学部:58~63

経営学部:60~63

社会学部:58~60

国際文化学部:60~63

人間環境学部:58~63

現代福祉学部:58~60

キャリアデザイン学部:58~60

グローバル教養学部:63~65

スポーツ健康学部:58~60

55~58 理工学部:53~58

生命科学部:55~60

デザイン工学部:55~60

情報科学部:55~57

※があるものは、新増設された学部

 

“実践的”なスキルが必須!MARCHの英語を攻略しよう

MARCHは文系・理系関係なく、英語が必須科目。一部例外もあるが、英語の配点は高く設定されており、他の科目に比べると1.5~2倍の配点率になっているんだ!

 

また、MARCHを含む私大では英語を含む3教科での受験が一般的。つまり、配点の高い英語を苦手だからといって捨ててしまうと、他2教科でカバーするのが難しいんだ。とくに、青山学院大学と中央大学(文学部・経済学部)は英語の難易度が高いといわれているため、英語を重点的に勉強しておく必要があるぞ!

 

さらに、MARCHの英語試験において出題比率や配点率の高い「長文読解」では、移民・テクノロジーといった抽象度の高い英文が登場する。そのため、ただ単に和訳するのではなく、背景知識や文章全体の内容を把握する力が求められるんだ。

 

高度な技術を要する長文読解だけでなく、MARCHの一部大学・学部では英作文やリスニングなどの対策も欠かせない。

リスニングにおいては、2021年度からスタートする「大学入試共通テスト」でも重要視されているぞ。以前のセンター試験では、配点率がリーディング80%・リスニング20%の割合だったが、大学入試共通テストではどちらも同じ50%に変更されたんだ。

 

そのため、リスニングを捨ててしまうと、他の生徒に大きな得点差をつけられてしまう可能性が高い!

 

このように高2のキミたちは「知識」や「技能」だけでなく、「思考力」「判断力」「表現力」を必要とする実践的なスキルが求められるんだ。

とはいえ、参考書や問題集を使っていきなり長文読解やリスニングなどに取り組むのは、オススメできない。

 

そもそも、実践的なスキルを必要とする問題は「単語」「熟語」「文法」「英文解釈」といった英語の基礎が完璧でなければ、正しく理解できないんだ。

 

だから、まずは以下4つのうち「どの段階にいるのか」「どこで引っかかってしまうのか」を徹底的に確認してほしい。

 

①単語を覚える段階

MARCHの英語試験においては、約2000語ほどの単語数が必要となる。もちろん、高2の時点ですべてを暗記する必要はないが、高1レベルの単語は最低限覚えておこう。

②熟語を覚える段階

熟語は単語よりも覚える数が少なく、MARCHであれば300語ほど暗記していれば問題ないといえる。具体的には、「Next Stage」に収録されている熟語を覚えているレベルでOKだ!

③文法を活用する段階

文法を活用する段階では、SVOCの仕組みや何がどの単語を修飾しているのかなど、文構造を自分の口で説明できるくらいのレベルが求められる。

④英文解釈を行う段階

英文解釈では、英文の構造を理解したうえで、”意味を正しく読み取る”ことができるかが重要となってくる。つまり、このフェーズでは単純に英文を直訳するのではなく、ネイティブスピーカーと同じように筆者のメッセージやニュアンスを汲み取るスキルが必要なんだ。

上記の基準をもとに自分の英語レベルを知り、苦手とする部分から順に基礎を固めていこう!

単語・熟語の勉強は「インプット」と「アウトプット」が肝!

単語と熟語は長文読解やリスニング、英作文の基礎となる部分であり、ここを疎かにしていると英文の意味を理解できない。確実に得点を稼ぐためには、高2の1年間で単語帳や英熟語の参考書を4~5周ほどして徹底的に暗記し、知識を定着させてほしいんだ。

 

暗記はシンプルな勉強法だが、読むだけ、書くだけで終わらせてはいけない。知識をインプットした後は、覚えたことを音読する、復習テストを作って解くなどして「アウトプット」することが重要だ。

日頃からアウトプットをしておかなければ、「知識を頭の外に出す」という作業が本番で上手くできず、「覚えたはずなのに思い出せない…」という状態に陥ってしまうぞ!

単語と熟語の勉強法

①MARCHレベルもしくは自分のレベルに合った参考書・単語帳を用意する

語彙力に自身がないという生徒は、中学~高1レベルの参考書や単語帳を使おう。ただ、高3の1年間でMARCHレベルの単語や熟語を覚えるのは、かなり大変な作業だ。そのため、中学~高1レベルは高2の秋冬までに暗記して、そのあとからMARCHレベルに切り替えよう。

②単語・熟語は毎日30~40個ほど覚える(※時間に余裕のある生徒は1日50個ずつを目標にしてみよう)

単語帳カードやノートなどに単語・熟語を書き込み、まずは知識をインプット。ある程度暗記出来たら、音読をして覚えたものをアウトプットしていこう。

③翌日に復習をする

新たに単語・熟語を覚える前に、昨日勉強した内容を復習してほしい。自身でミニテストを作成したり、赤シートを使ったりして、単語・熟語と意味が正しく結びついているかを確認しよう。もし覚えていない部分があるなら、もう一度インプット→アウトプットの作業を行おう。

 

オススメの参考書

・英単語ターゲット1900

・速読英単語

・英熟語ターゲット1000

・Next Stage英文法・語法問題(熟語の解説あり)

 

失敗しないためのワンポイントアドバイス

暗記は、一度覚えたら終わりというわけではなく、何度も何度も反復することが大切なんだ。人間の記憶力は意外にも長続きせず、復習しなければ“たった1日”で半分以上の知識を忘れ去ってしまう。

そのため、1章または300~400語(単語)・50~100語(熟語)で区切って、覚えた内容を必ず復習してほしい。章を行き来するときは、以下のように進むのがオススメだ。

第1章→第2章→第1章→第2章→第3章→第4章→第3章…


なお、記憶力には個人差があるため、暗記をしながら復習するタイミングを調節しよう。

暗記するだけはNG!英文法は“構造”の理解が大切

英文法は単語や熟語とは違って、“ただ覚えるだけ”の勉強法では通用しない。SVOCや単語が修飾しているものなど、先に“構造”を理解したうえで記憶しなければ、正しく英文法を使うことができないんだ。そのため、英文法の勉強では「なぜこの答えになるのか」を分析・追求していくことを1番に意識しよう。

 

ちなみに、大学共通入試テストでは英文法問題がなくなってしまったが、MARCHの英語試験では4択や英文法を用いた会話問題などが出題される。他の設問に比べると比較的点数の取りやすい部分であるため、構造を覚えて当てずっぽうでの解答や、凡ミスによる減点を防いでいこう!

 

そのほか、英文法は英語のベースとなる部分であり、基礎が固まっていなければ「読む」ことはもちろん、「話す」「聞く」「書く」といったことができない。言い換えれば、英語試験のなかでも配点が高い「長文読解」をはじめ、「リスニング」や「英作文」で得点を稼げないということだから、高2のうちに徹底的に英文法を学習していこう!

英文法の勉強法

①MARCHに対応できる参考書を1冊手に入れ、1単元ずつ進めていく

②参考書に書かれている解説を精読し、内容を理解する

ここでは内容を“覚える”のではなく、“理解すること”に集中しよう。多くの時間を使ってもいいから、必ず1つ1つ自分が納得するまで読み込んでほしい。読むだけでは理解しきれないという生徒は、英文をコピーしてSVOCなどを直接書き込んでいくのもオススメだぞ!

一通り読み終えたら、その英文法について自分の言葉で説明してみよう。ノートに書いたり、授業に見立てて友人に解説してみたり、どれだけ理解できているかを確認するんだ。

③学んだ英文法を使って文章を作ってみる

「一から文章を作るのはハードルが高い…」と感じる生徒は、問題集や参考書に書かれている例文の単語を入れ替えて、簡単な英文を作ってみよう。

④作った文章を音読する

英語などの言語は声に出してアウトプットすることで、情報がより頭に定着しやすくなるぞ!また、音読するときに頭のなかで、意味や英文を使うシチュエーションなどをイメージしてみよう。音とイメージを繋ぎ合わせることによって、覚えた情報が取り出しやすくなるんだ。

⑤演習問題を解いてみる

演習問題を解いてみて不正解だった場合は、「覚えたつもりで、理解できていない」という証拠だから、新しい単元に入る前に、もう一度②~④のステップをやり直していこう。

 

オススメの参考書

・一億人の英文法

・中学3年間の英文法を10時間で復習する本

・大岩のいちばんはじめの英文法

・Vintage

・NextStage

・英文法・語法問題1000

※参考書を使う場合は、高2の5月~7月までに必ず1周しておいてほしい。そして、夏休み頃に2周目、高3に上がる前の秋冬で3~4周目を終えるのが理想だ!

 

失敗しないためのワンポイントアドバイス

参考書は高2の1年を通して4周ほどしておいてもらいたいのだが、1周目は「内容理解」を重視しているため、多くの時間をかけてOKだ!ただし、2周目からはスピードを意識しながら、英文法の構造を“覚える”作業に注力してほしい。

参考書のボリューム感によって異なるが、大体2週間で1周することを目安とし、3周目4周目はよりスピーディーに周回していこう。そして、2~4周目では文章作成にも力を入れてほしい。ただの知識として定着させるのではなく、実践的な場面で使えるスキルとして体に取り込んでいくんだ。

学校で教えてくれない「英文解釈」は参考書を使って自習すべし

「単語と文法をきちんと学んだのに、長文が読めない」

「何度読んでも長文がなかなか頭に入ってこない」

 

という生徒もいるんじゃないか?

 

実は英語長文を読むためには、単語と文法に加えて「英文解釈」のトレーニングが必要なんだ!

 

英文解釈は、「文章1つ1つの構造を理解したうえで、正しく意味を読み取る」ことを目的としたスキル。ここでいう「正しく意味を読み取る」というのは、筆者の気持ちや言葉のニュアンスなどを加味して、ネイティブスピーカーのように英文を捉えることを指しているぞ。

 

英文解釈を習得しておけば、単語の意味を知らなくても文章の意味を予測できる、長文をスラスラ読めるようになるなど、長文読解の精度を上げられるんだ!

 

英文解釈は高校で教えてくれないから勉強を疎かにしがちだが、そのまま放置していると「複雑な構造の英文が読めない」「返り読みや和訳しながらでないと長文を読めない」といったことになってしまう。だからこそ、参考書を使って自主的に学習していこう!

英文解釈の勉強法

①参考書の問題を訳す

まずは、参考書の問題や例文を自力で訳してみよう。解答や解説は見ずに、今の自分ができる範囲でOKだ!このフェーズで最も意識してほしいのは、「文構造を見抜くこと」。綺麗な訳を書こうとせずに、文章の仕組みに焦点を当てよう!

②解説を熟読する

解説は一通り目を通してほしいのだが、とくに訳せなかった箇所の解説はじっくりと読み込み、文法事項やSVOCを確認してほしい。また、解説ページの訳はほとんどが直訳になっているから、全文訳と照らし合わせながら「どのようにして読みやすい日本語に変換されているか」も理解しよう。

③全文訳を見ながら、自分で訳した文章を添削していく

④演習問題を解いていく

⑤間違えた問題を解きなおす

間違えた箇所や分からなかった箇所がある問題は、何度も繰り返し解きなおそう。問題に取り掛かる前に、まずは間違えた文法事項やSVOCをノートに書き込み、赤シートを使いながら構造を覚えよう。そして、問題文を和訳して意味を正しく捉えていくことも重要だ!

 

オススメの参考書

・入門英文解釈の技術70

・基礎英文解釈の技術100

※偏差値が40~50台の生徒は「入門英文解釈の技術70」から始めるのがオススメだ。入門と謳っているだけあって、中学英語レベルの文法事項から整理してくれているほか、文法の使い方など解説がとても丁寧。もしセンターで8割程度取れる実力があるなら、「基礎英文解釈の技術100」を使って英文解釈のスキルをMARCHレベルまで底上げしていこう!

 

失敗しないためのワンポイントアドバイス

英文解釈の勉強法にある「③全文訳を見ながら、自分で訳した文章を添削していく」のところで、並行して音読をしてほしい。

 

文法事項やSVOCを頭のなかで意識しながら英文を声に出すことで、「読む」「書く」といった作業よりも暗記効率がアップするんだ。それに、耳を英語に慣れさせることもできるから、リスニング対策として役立つぞ。

 

もし参考書に付属CDがあるなら、その音声を聞きながら一緒に音読をしよう。最初は英文を見ながらでもいいが、最終的には何も見ずに音読できるようになってほしい。そのため、最低でも10~20回は繰り返し音声を聞こう。

英語で高得点を狙い、MARCH合格を掴みとろう!

MARCHでは英語試験の配点が高いからこそ、重点的に勉強をして高得点を狙う必要がある。

 

ただし、いきなり長文読解やリスニング、英作文といったところに手をつけるのではなく、まずは「基礎」を固めることが大切だぞ!

 

とくに偏差値が45~50前半の生徒は単語や熟語、英文法、英文解釈などの勉強を疎かにしていると、「比較的点数を取りやすいところで間違える」「MARCHレベルの複雑な長文が読めない」なんてことになり、合格が遠のいてしまう。

 

しかし、今から英語の基礎勉強をスタートさせればMARCH合格も夢じゃないぞ!高2は受験まで多くの時間が残されているからこそ、基礎固めに時間を割くことができ、さらに苦手な部分を潰すこともできる。

 

さあ明日から英語を徹底的に勉強して、MARCH合格を掴みとろう!

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